こだわりの捨て方

いやな気分を切り替えたり、

こだわりを捨てたりしたかったら

どんな方法をとりますか？

よく「時間が解決してくれる」

なんていいますよね。

確かにそう。

でも、なるべく早く

気持ちを楽にしたいと思いませんか？

いくつか効果的なやり方がありますが、

最近クライアントさんに使ってとても効果的だった

ある方法をご紹介しましょう。

それは、

「置いてくる」

です。

「切り替えた方がいいとわかっているんだけど・・・」

とか

「こんなこだわり捨てたいのに・・・」

なんて場合は

「置いてくる」のが効果的です。

あきらめきれない別れた恋人のこと。

どうしても止められない行動。

恨みが残ってしまった関係。

どれもキッパリ！と

おさらばできれば

それに越したことはないし

悩まないですみますよね。

それができない。

おそらく

そのことに対して一生懸命だったり

本当に信じたものだったり

大切にしていたことだったりすると

その想いが

簡単には捨てさせないんです。

だから「置いてくる」。

やり方はこうです。

そのことに関係するものを

手にとって

ぎゅっと自分の想いを込めるんです。

（手に取れないほど大きければ

　写真をとるなどしてもＯＫ）

そして

その思いのこもった品物に

「さよなら」と告げて

置いてきてください。

誰かに想いを聞いてもらって

その人のところに置いてきて、

そのまま処分してもらうよう

頼むといいでしょう。

仲のいい友達や

頼れる人など探してみてください。

お寺や神社でもよいかもしれません。

この方法で

完全にキッパリ！と

こだわりから

決別できるとは限りませんが、

ちょっとだけでも

気持ちが軽くなります。

こだわっているそのことが

頭に浮かんだ時に

「あそこに置いてきたんだ」って

思い出せれば楽になれます。

私のところに

ある「こだわり」を置いていかれた

クライアントさんの顔からは

話している間中深く刻まれていたシワが

表情の変化とともに

なくなりました（！）

最後にもうひとつ。

話を聞いてくれ、

品物を処分してくれる方には

ぜひ何かお礼をして下さいね。

あなたのこだわりを

あなたに代わって捨ててくれるのですから。

お寺や神社なら

いくらか包むのを忘れずに！