可能性を見つけてね!
最近請け負った仕事に、ある施設の食事管理システムのリストラクチャー(再構築)があります。
どこから手をつけるか、まずはスタッフと面接です。
そこの栄養士2人はとても自信なさげで、なりたい未来像ややりたいことがはっきり出てきません。
まだどちらも20代なのになんなんだろうこの覇気のなさは、と心配になってきました。
でも面接を続けているうちに、そのくじけている原因がわかってきました。
前の上司(退職した管理栄養士)から、献立作りに対して能力がないと言われていたらしいのです。
過去に立てた献立をざっと眺めてみて、なぜダメだしされたのか本人たちに理由を尋ねてみました。
すると、あまり納得いかない表情を浮かべ「あまり良くわからないのですが、こんな風に言われました・・・」
私は「それで?」と質問をいくつか続けました。
しばらく会話した後、私の口から出たのが「ん~・・・、そっかぁ。大変だったね。あなたたち」。
彼らが管理栄養士から言われたことは、まぁ、どこにでもありがちなものでしたがとても問題と感じました。
何が問題か、ってまず彼らが言われたことに対して納得していないこと。
それからダメだしが続いたことで、自分たちは能力がないと思わされてしまっていること。
おかげで2人とも20代なのに表情がかたく、仕事に対するモチベーションがすっかり下がっています。
これですべてが解決するとは思いませんが、やはり彼らに自信を取り戻してもらうことが最優先だと判断。
自信を失う元になったのが献立なので、「まずは献立作りからやりましょう」と提案しました。
でも、疑心暗鬼おちいっていたんですね。
私が「大丈夫、すぐに作れるようになるから」と言っても返事が「はぁ」。
ただ、「やり方がわからなかっただけだから。能力がないわけじゃないよ」と伝えたときは、
1人が、「調理師さんたちも、私たちが献立作れないって思ってます。
自分でもダメなんじゃないかと感じてます」って答えてくれました。
・・・その答えのあまりのせつなさに、ちょっと目がうるんでしまいました(;_;)
それから数日後、パソコンを前にして2人に献立作りのポイントを教える時間を取りました。
途中からは、自分で考えて献立作成ソフトに入力をしてもらいます。
私の「この料理の塩分濃度は何%?」や「じゃが芋の分量は適当?」などの質問に答える声が
だんだんとはっきりしてきて、時々はっとひらめいたような表情をします。
途中で厨房に入って、計量カップを持たせ水を入れ、汁椀がどれくらいの容量なのか、
そしたら汁を盛りつけるのに、複数あるレードル(お玉)はどれを使うのが適当なのか
鍋で煮物を作るとき、水分はどれくらい入れたらよいのか、一つ一つ検証していきます。
始めて1時間半もしたころ、2人の表情が少し活気を取り戻してきているように見えました。
今までわからなかったことが見え、手ごたえを感じたのかもしれません。
まだ20代の彼らがこれから自信をつけて、今後自分の可能性を見つけてくれるといいな~と
ちょっと希望を持てた時間でした♪
今回は時間ぎりぎりまで教えることに費やしたので、フィードバックはもらってきませんでした。
次回はもらってくるつもりです。
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丸本先生、かびゼリーでおなじみのamです。
今の私には自信もないし、未来像なんてまったくもってなし。
でも、実際栄養士に限らず(特に女性に)そういう人多いと思うよ。
上昇志向があるひとばかりじゃない。
そういう人のモチベーションをあげることって、
生き方の方向性も左右することだと思うし。
私自身どうしたらいいのか、最近葛藤中です。
こんどまたお話聞いてね~